WordPressのプラグインと連携するツールを作るのにguzzlehttpが必要になった
WordPressのプラグインと連携するツールを作るのにPHP用HTTPクライアントのguzzlehttpが必要になったのですが、guzzlehttpはプラグラム一つに対し一つをインストールしなければならないようで、少々つまづいたこともあるのでインストール方法などを備忘録として残したいと思います。
なお、macOSにはデフォルトでPHPがインストールされているのでPHPのインストール方法は省かせて頂いております。(WINDOWSには別途PHPのインストール作業が必要になります。)
目 次
- guzzlehttpをインストールするフォルダの作成
- 1で作成したフォルダでターミナルを開く
- composerをインストール
- guzzlehttpをインストール
- xreaサーバーにguzzlehttpをアップロード
- 参考記事
1.guzzlehttpをインストールするフォルダの作成
Finderを開いてWordPressのプラグインと連携するプラグラムを置くフォルダを作成する。
2.ターミナルを開く
Finder上でターミナルを開きたいフォルダを右クリックして一番下方にある「フォルダに新規ターミナル」もしくは「フォルダに新規ターミナルタブ」をクリックするとターミナルが開きます。
3.composerをインストール
composerとはプロジェクト単位でライブラリを管理できるツールでguzzlehttpをインストールするのに必須なので、先にインストールします。
下記コードをターミナルで実行してセットアップファイルをダウンロードする。
sudo php -r "copy('https://getcomposer.org/installer','composer-setup.php');"
ダウンロードすると、1で作成したフォルダに composer-setup.php が作成されています。
続いて、下記コードをターミナルで実行してcomposerをインストール。
php composer-setup.php
All settings correct for using Composer
Downloading...
Composer (version 2.7.1) successfully installed to: /Users/ATSUSHI/Sites/tool/composer.phar
Use it: php composer.phar
上記メッセージが出るとローカルにcomposerがインストールされて1で作成したフォルダに composer.phar が作成されています。
インストールを終えたら、下記コードをターミナルで実行してセットアップファイルは削除しましょう。
php -r "unlink('composer-setup.php');"
※補足 PATHにあるインストールディレクトリを手動で指定し、以下のコマンドをターミナルで実行するとComposerをグローバルにインストールすることが出来て、これでComposerをシステム内のどこからでも実行できるようになります。
php composer-setup.php --install-dir=/usr/local/bin --filename=composer
4.guzzlehttpをインストール
下記コードをターミナルで実行して、 guzzulehttp をインストール。
composer require guzzlehttp/guzzle
1で作成したフォルダに composer.json とフォルダ配下に vendor フォルダが作成されて、その中にguzzlehttpのファイルが入っています。
5.xreaサーバーにguzzlehttpをアップロード
4までで guzzlehttp に必要なファイルが準備出来たのでFTPソフトなどで tool フォルダごと使用しているウェブサーバーにアップロードする。
FTPソフトでのアップロード方法は割愛させて頂きます。
アップロードした tool フォルダの中にWordPressのプラグインと連携するPHPプログラムを入れますが、それは別記事にして投稿します。